
クリティカルケア
ARDS(急性呼吸窮迫症候群)の病態と定義および治療法とは
ARDSとは(急性呼吸窮迫症候群)、敗血症やウイルス性肺炎、外傷などの疾患に引き続いて発症する、重症の呼吸不全を呈する病気です。ARDSの特徴的な病態や呼吸管理法などについて、ARDS診療ガイドライン2016を軸に解説します。
2020/12/28
クリティカルケア
早期リハビリテーションをサポートする 進化したICUベッド、アリウスシリーズ ICU。
●ワンボタンで座位に近い姿勢に移行するカインドPLUSモーション
●最低床高は32.5cm、端座位の安定性に配慮
●誤操作予防に配慮したボトム追従タイプのサイドレール
●測定精度の高い計量法検定付きデジタルスケール
●直径12.5cmキャスター(セントラルロックシステム)
●周辺機器に対応する補助コンセント付き
パラマウントベッド独自のカインドモーションの動きにベッドの傾斜を組み合わせることで、ひとつのボタン操作で、ベッドに寝たままの状態から背をあげて足先を下げた座位に近い姿勢に移行できる機能を搭載しています。この機能では、背あげをするときの身体のずり落ちをおさえて骨盤の立った安定した姿勢で身体を起こします。また、体圧を床ずれリスクの最も高い仙骨部からお尻と太ももに再分配し、床ずれ防止に配慮しており、より早期からの受動座位に適した機能です。
※ベッドリンク機能を搭載したエアマットレス(別売)を使用すれば、患者様の姿勢変化に応じてエアマットレスの内圧を自動制御できます。
最低床高は32.5cmで、端座位をとるときに足底がゆかにつきやすい高さです。頭側のサイドレールには端座位のときに手を起きやすい位置にグリップとして使用できるくぼみを設けています。離床グリップ(別売)を併用すれば、端座位から立ちあがりまで両手に捕まるところを用意でき、より早期からの離床をサポートできます。また、床高を低く抑えるとともに、ベッドが一番下がっていないときにはサイドレールのランプを点灯させることで、安静時にも安全な状態で使えるように配慮しています。
※床高はゆかからボトム上面までの高さです。マットレスの厚さは含みません。
操作スイッチや操作パネルは、患者様を見ながら操作できるように頭側のサイドレールにまとめて配置しています。サイドレールの内側には患者様が操作できるスイッチ(背あげ、膝あげのみ)とUSBコネクターを設けています。サイドレール内側のスイッチは操作禁止に設定することもできます。
※USBコネクターは患者様から見て右側にのみ用意しています。
左右5カ所づつ抑制受けを設けており、目的に応じて利用できます。
樹脂製のボトムを採用。サイドレール、ボード、ボトムの各部をより清拭しやすくすることで衛星管理にも配慮しています。
計量法検定付き高精度デジタルスケールを搭載しています(精度等級3級、目量0.1kg)。測定値を記録して次回の測定時に比較できます。また、測定中に毛布や本などを載せたり降ろしたりしても、体重変化量に影響を与えない一時停止機能が付いています。体重測定の表示と操作は、サイドレールに取り付けられた操作パネルでおこなえます。
ベッドの左右に2口ずつ医用接地コンセントを設けています。ベッドの足側で使用する機器への電源供給が可能です(定格電流15A)。
排液バッグなどを掛けるホルダーを、左右8カ所づつ設けています。そのうち左右ひとつずつ、体重測定の対象にならないホルダーを用意しています。
型番 | KA-H7410A |
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寸法 | 全長218・全幅99.6・全高72.5〜115.5cm |
質量 | 165kg |
価格 | オープン価格 |
備考 | 受注生産 |
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