01
ベッド上での体位変換(右側への寝返り)
1. 体位変換前
療養者様の両膝を立て、両腕は腕の前で交差させます。介助者が右手にだけグローブを装着し、手のひらを下に向け臀部の下に差し込みます。
2. 臀部の寝返り
左手で膝または骨盤を手前に寄せながら、右手を奥側にスライドさせます。
3. 肩部の寝返り
右手の手のひらを下に向けて左肩の下に差し込み、左手で右側の肩を引き寄せながら、右手を奥側にスライドさせます。
02
寝る位置の移動
1. 頭部~背部の移動
介助者が両手にマルチグローブを装着し、頭と胸部の下に、手を差し込みます。肘を滑らせながら後方に移動し、上半身をスライドさせます。
2. 骨盤部の移動
仙骨部と臀部の最も突出している部分の下に、手を差し込み、1と同様の方法でスライドさせます。
3. 脚部の移動
かかととふくらはぎの下に、手を差し込み、1と同様の方法でスライドさせます。
03
背あげ時の圧抜き
1. 背部の圧抜き
介助者が片手または両手にマルチグローブを装着します。ベッドで背あげした後、身体とマットレスの間に手を差し込み、接触面を撫でるようにします。
2. 骨盤部の圧抜き
背部だけでなく、骨盤部や脚部に対しても、同様の方法で圧抜きをすると、より効果的です。ベッドで背さげした後も行いましょう。
04
底付き確認
マットレスとベッドのボトムの間に手を差し込み、指を曲げることで、臀部が底付きしていないか確認できます。
05
新しくディスポグローブをラインアップ
感染対策に配慮した使い捨てタイプのグローブです。
使用感にこだわった、装着しやすく、肘まで覆える形状です。
※マルチグローブと同じサイズです。